【一口馬主】マリブオレンジ

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概要

性別/毛色:牝馬/栗毛
血   統:父Vekomaヴェコマ 母Malibu Pier (母父Malibu Moon)
近   親:半姉Coastedコーステッド(甥ダノンベルーガ、姪ボンドガール)
出資 状況:1口/2000口(29,500円)
戦   績:中央8戦1勝
獲得 賞金:中央:920万円

レース結果

日付開催天気Rレース名頭数馬番オッズ人気着順騎手斤量距離馬場タイム上り馬体重勝ち馬(2着馬)
2025/12/75中京263歳以上1勝クラス16741.1915松本大輝54ダ140001:26.938.6452(0)カレンワッツアップ
2025/8/91札幌512厚岸特別(1勝クラス)11412411横山武史53芝150001:32.838.6452(-6)ヒシアマン
2025/6/281函館5123歳以上1勝クラス14119.1613横山武史53ダ170001:48.040.4458(0)アレスグート
2025/6/141函館19奥尻特別(1勝クラス)1185.537武豊53芝200002:00.834.9458(+12)ロードリベラシオン
2025/4/202阪神873歳1勝クラス1191773吉村誠之54芝160001:34.433.3446(-2)マテンロウサン
2025/2/11東京143歳1勝クラス131217.7511田辺裕信55ダ160001:39.938.8448(+2)ヘニーガイスト
2024/11/235東京79カトレアS(OP)16215.7614岩田望来55ダ160001:39.039.1446(-2)ナチュラルライズ
2024/10/64東京232歳新馬1653.821岩田望来55ダ160001:36.835.9448(0)(ジューンエオス)
出典:netkeiba https://netkeiba.com

Wikiっぽい何か

概要

 マリブオレンジ(マリブピア2022)は、父Vekoma(ヴェコマ)、母Malibu Pier(マリブピア)の血統を持つ可愛らしい牝馬で、2022年3月22日にアメリカのNewtown Anner Stud Farmで産まれました。
 2024年に日本に輸送され、吉澤ステーブルWESTにて育成されました。厩舎は福永祐一厩舎に所属しています。
 募集金額は総募集金額は59,000,000円、募集口数は2,000口でした。

血統背景

 父は米国でカーターハンデキャップ(GI)、メトロポリタンハンデキャップ(GI)というマイル以下のGI競走を2勝したヴェコマ(Vekoma)です。そのスピード能力は、日本の高速馬場への高い適性をもたらすものと期待されています。

 母マリブピア(Malibu Pier)は、コーステッド(Coasted)(GIで好走したダノンベルーガや、ボンドガールの母)を産んでおり、この母系は日本の芝レースに対する高い適性と優れた基礎能力を証明していると言えます。

 配合面では、フランスのマイラーとして名高いBlushing Groomのクロス(5×5)が特徴的であり、欧州系の母系と、スピードに秀でたアメリカ系の父系が滑らかに結合され、本馬のポテンシャルを最大限に引き出す工夫がなされています。

米国での育成

 2022年3月22日に米国で誕生した本馬は、セリにてDMMに購入されると、日本への移動を見据えて、フロリダ州の育成牧場Wavertree Stablesにて競走馬としての第一歩を踏み出しました。

 2023年11月の報告では、馴致完了後から調教に前向きで、落ち着きがあり乗り手の指示をよく聞くと高く評価されています。

 順調に調教が進められていましたが、2024年2月、調教中に何かに驚いて放馬し、ラチに衝突して首を負傷するアクシデントが発生。幸いにも傷は皮膚だけで大事には至らなかったものの、治療と体力の回復を優先するため、当初3月に予定されていた日本への輸送は5月へと延期されることになりました。

日本での入厩と調教

 2024年5月7日、本馬は成田空港に無事到着。輸入検疫を経て吉澤ステーブルWESTでの調整期間に入りました。福永祐一調教師は「セリで見た時よりすごく良くなっている」とその成長に目を見張り、牧場スタッフも「繊細さや臆病な面はあるが、基本的には扱いやすい」と評価するなど、デビューへの期待は高まります。

 しかし、その後の調整過程は順風満帆とは行きませんでした。大きなアクシデントは無かったものの、6月15日には、調教中に左前球節に捻挫のような腫れが見られ、一時的に調教を休止する場面もありました。

 繊細な牝馬ということも加味され、陣営は慎重に調整を進めました。準備期間を経て、マリブオレンジは万全の態勢を整え、ついにデビュー戦の日を迎えることとなります。

競走成績

 マリブオレンジの競走キャリアは、デビュー戦での鮮烈な勝利という輝かしい幕開けから一転、気性的な課題との長い戦いへと移行する、まさにドラマチックなものでした。
 陣営は彼女の秘めたる能力を信じ、芝への挑戦、滞在競馬、馬具の工夫など、あらゆる試行錯誤を繰り返していくことになります。

2歳時(2024年)

・デビュー戦(新馬)
 10月6日、東京競馬場のダート1600m戦で岩田望来騎手を鞍上にデビュー。ゲートを速く出た後、あえて2列目に控えて砂を被る経験をさせるなど、将来を見据えた競馬を教えながらレースを進めました。直線では巧みに内から抜け出し、センスの良さを見せて快勝。福永調教師は「内容が良かったのがうれしい」「最高の結果になった」と、その勝ちっぷりを絶賛しました。

・2戦目(カトレアステークス)
  11月23日、同じく東京ダート1600mのオープン特別、カトレアステークスに出走。デビュー戦の内容から期待を集めたが、レースでは直線で全く手応えがなく14着と大敗。岩田騎手は「不可解です」と首を傾げ、福永調教師も「何か理由があるはず」と、その敗因を掴みかねている様子でした。
 この一戦は、彼女のキャリアを左右する気性の難しさが初めて表面化したレースとなりました。

3歳時(2025年)

 3歳シーズンは、陣営が彼女の精神的な課題と向き合い、解決策を模索する試行錯誤の歴史となりました。

・年初の不振と芝への挑戦
 年明け初戦となった2月1日の東京ダート1600m戦でも11着と結果が出ず、陣営は一度リセットすることを決断。血統背景から芝への適性を見出し、4月20日の阪神芝1600m戦で初の芝レースに挑戦しました。このレースでは3着と好走し、能力の片鱗を見せたものの、騎乗した吉村誠之助騎手から「勝負所で走るのをやめそうな感じになった」という指摘があり、気性面の根深い課題が改めて浮き彫りとなりました。

・北海道での滞在競馬
 環境を変えることで精神的な安定を図るため、6月から8月にかけて函館・札幌での滞在競馬を敢行。奥尻特別(芝2000m・7着)、3歳以上1勝クラス(ダート1700m・13着)、厚岸特別(芝1500m・11着)と結果は伴わなかったものの、滞在中は調教で落ち着きを見せ、馬体も成長するなどプラスの効果も見られました。
 一方で、レースでは些細なことで立ち上がるなど気性の難しさを露呈し続けました。騎乗した武豊騎手は「すごくいい馬」、横山武史騎手も「能力を感じる」と、そのポテンシャルを評価しており、能力と結果が結びつかないもどかしさが陣営を悩ませます。

・再度の挑戦と挫折
 秋に栗東へ戻り、立て直しを図って臨んだ12月7日の中京ダート1400m戦。陣営は後方で砂を被せて脚をためる競馬を試みたが、これが裏目に出ます。松本大輝騎手のコメントによると、砂のキックバックを浴びた瞬間に「走るのをやめてしまった」とのことで、15着という決定的な敗戦を喫してしまいます。

4歳時(2026年)

 3歳シーズンの結果を受け、陣営はマリブオレンジの課題を克服するための最終手段ともいえる決断を下します。福永調教師は「その時が来たのかもしれない」と語り、次走でブリンカーを初着用し、小倉競馬場の芝1200m戦で逃げる戦法を試すことを明言しました。「次はきっかけをつかめるようにしたい」という言葉には、彼女の再生にかける陣営の強い意志が感じられます。

(以下追記予定)

まとめ

 マリブオレンジはまだまだこれからの競走馬ではありますが、新馬戦が非常に良かっただけに、残念でなりません。
 ブリンカーでどこまでやれるのか。
 期待はしていますが、ブリンカーでもダメなら引退がちらつきますね。

 この記事を書くにあたり、タイムライン等を見返しましたが、アメリカ時代から何かに驚いて放馬し怪我をするなど、最初からメンタル面の危うさは持ち合わせていたようです。

 ただし、決定的にメンタルが崩れた原因は何かと考えていくと、個人的にはカトレアS前の激しい追い切りにあったのではないかと思いました。
 海外産でカトレアS以降適切なレースがしばらく無いという理由は分からなくも無いですが、逆に言えば内国産だったらやらないことをやったとも言える訳です。
 繊細な牝馬の2歳時に出してよいタイム(栗東ウッドチップコース 11/13 岩田望 栗東W 良 82.0 67.2 52.1 36.6 10.9 (5) 一杯追伸る)では無かった気がしています。

 もちろんこれが100%原因とは断言できませんし、できる立場でもありません。ただ、状況とタイミングを考えると「きっかけ」の一つと言い切っても問題ないと思います。

出典:DMMバヌーシーhttps://banusy.dmm.com/

ウイポ絡み

 本馬はウイポに収録されていません。今後の活躍次第でまだ可能性はあります。

 ちょっと調べてみましたが、直系の牝系で収録されている馬がいないので、自家生産もできないという今までにないパターンでした。

 甥ダノンベルーガや半姉コーステッドは収録されているのですが。

個人的な感想

 戯言

 ここからは素人の戯言としてお聞き流しください。

 一昔前のプロ野球では、「これからオフシーズンに入るから多少怪我をしても問題ない」という理屈で、秋季キャンプで怪我を厭わない激しい練習をするのが常態化していました。
 現在、その理屈は否定されています。オフシーズンも練習していないと、準備不足のためシーズンで活躍できないからですね。
 要は「怪我をして良いタイミングなど無い」ということだと私は解釈しています。

 また、商品を購入する際に、「迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめておけ」という格言があります。必要なものは高くても買った方が良く、必要でないものは、どんなに安くても買ってはいけないということですね。
 要は「値段は本質では無い」ということだと私は理解しています。

 以上の2点を「カトレアS前の激しい追い切り」に当てはめてみます。

 競走馬も「怪我(今回で言えばメンタルの不調を含む)をして良いタイミング」などはありません。また、カトレアS以降しばらく適切なレースが無いという理由は調教内容を検討する際の「本質足りえるか」と言われれば、私は「本質には足りない」と思います。

 結論として、しばらく適切なレースが無いからといって2歳馬に無理な調教をするというのは、シンプルに判断ミスだったと思います。
 騎手としてはレジェンドですが、調教師としてはまだまだ新米ですしね。
 本質を見誤ってしまったのかなと。

 それも含めて一口馬主という趣味ですので、馬も調教師もスタッフも全てひっくるめて応援したいと思います。

 以上戯言でした。

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