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1988年の2歳馬

今回の世代はマルゼンスキーの確立に影響するラストの世代です。
サクラチヨノオーの満額種牡馬入りはほぼ確定しており、マルゼンスキーの確立は大丈夫と思いながらも、プレイ時は不安だったため、過剰なくらいマルゼンスキー産駒を所有しております。
今考えると無駄に支配率を上げてしまうため悪手でしたね。リカバリーはできますが…
さて、所有した史実馬ですが、この世代の史実馬はいわゆる谷間の世代で全体的にレベルが低めですので、走らせずに引退させる枠の競走馬はいません。
「バンブービギン」ぐらいは所有してもよかったかもしれません。
活躍を期待している馬は「カリブソング」です。
史実では芝・ダート両方の重賞を勝ち、天皇賞(秋)でも2着入賞経験のある実力馬でしたが、種牡馬入りできず現役を続行していたところ、調教中に死亡してまったため、その血は残っておりません。
ウイポではSP66、まとまったサブパラ、成型:普遅、成力:持続を活かして、レースで育てながらG1を狙っていく有力馬と言ったイメージですね。
芝〇ダート◎となっておりますので、今回はダートメインで使っていきたいと思います。
架空馬についてはあまり期待できる馬は出ませんでした。
SPの高い架空馬が軒並み健康が低めかつ寿命が短いため、G1を取れるか怪しいです。
どうにか2歳G1ぐらいは取れるように狙っていきたいと思います。
1988年の史実自家製産馬
昨年に引き続き本プレイの主役の1頭が産まれました。
「トウカイテイオー」です。


少し長くなりますが、史実について以下にまとめます。ご存知の方は読み飛ばしてください。
トウカイテイオー史実まとめ
トウカイテイオーは1988年に父シンボリルドルフの初年度産駒として母トウカイナチュラルのもとに産まれました。
父シンボリルドルフは無敗で3冠を制し、G1を7勝した名馬で、その圧倒的な強さと名前の元となった神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ1世より、「皇帝」という異名が付いています。
母トウカイナチュラルは足元の弱さから出走すらできませんでしたが、半姉にオークスを制したトウカイローマンがいる当時としてはなかなかの良血牝馬でした。
本馬は幼駒時代は目立つ存在ではありませんでしたが、トレーニングを積むうちに柔軟性のある走りと勝負根性を高く評価されて、父と同じくダービーを取れる器だと言われていました。
実際に本馬は皐月賞とダービーを無敗で制し、無敗の2冠馬となりましたが、骨折のため菊花賞には出走できず、残念ながら父子無敗3冠馬と言う前人未到の大記録は達成できませんでした。
その後も怪我と休養を繰り返しながら6歳まで現役を続け、レース自体は5歳時の有馬記念の奇跡の復活勝利を最後に現役を引退し種牡馬入りしました。
生涯戦績は12戦9勝(G1 4勝)で、1991年度JRA賞年度代表馬、最優秀4歳牡馬および最優秀父内国産馬、1993年度JRA賞特別賞、1995年顕彰馬に選出されています。
その他特筆すべき記録として、国際G1競走になったジャパンカップを優勝したことで、日本調教馬として初めて国際G1競争に勝った馬となりました。
また、このジャパンカップ勝利は親子2代制覇のおまけ付きです。
以上、大体の経歴はまとめましたが、まとまり切らなかった小噺をいくつか紹介します。
小噺① トウカイテイオー誕生秘話
母トウカイナチュラルを所有していたオーナーの意向としては、当初シンボリルドルフの配合相手は半姉のローマンにするつもりだったそうです。
しかし、引退予定のレースで2着に好走したことでローマンの引退が伸びたために、種付け権を無駄にしたくないとナチュラルにお鉢が回ってきた結果として本馬が誕生しました。
小噺② 指を掲げるパフォーマンス
皐月賞勝利後、鞍上の安田騎手は「一冠目」を示す人差し指を掲げるパフォーマンスを行いました。
これはご存知の方も多いでしょうが、父シンボリルドルフの主戦岡部騎手が行なった皐月賞で1本、ダービーで2本、菊花賞で3本指を掲げるパフォーマンスに倣ったもので、つまりは3冠を取ると言う宣言です。
本馬は惜しくも3冠を逃しましたが、このパフォーマンス自体は受け継がれており、近年ではディープインパクトの武騎手やアーモンドアイのルメール騎手も行なっています。
ある意味トウカイテイオーが後世に影響を与えたと言えるでしょう。
小噺③ 世紀のTM対決
1992年の天皇賞(春)では、当時最強格と目されていたメジロマックイーンと初対決となりました。
共に前走を楽勝しており、岡部騎手がトウカイテイオーを「地の果てまで駆ける」と発言すると、それを受けて武騎手はメジロマックイーンを「こちらは天まで昇る」と発言し、競馬界のみならず世間一般も大変盛り上がったようです。
当時は強い馬に距離は関係がないと言う意見がまだまだ根強く、ステイヤーとして実績のあるマックイーンよりもテイオーの方が評価されており、テイオーが1番人気でした。
結果はメジロマックイーンが後続を突き放して2連覇、トウカイテイオーはやはり距離の壁に屈し5着に沈んでしまいましたが、これは仕方がないことだと思います。
本馬はこの後2度目の骨折が判明し休養に入りました。
小噺④ 奇跡のラストラン
1992年の有馬記念で体調不良を抱えながら出走したことで11着に惨敗した後、調教中に3度目の骨折が判明し、93年の宝塚記念で復活予定だったものが、有馬記念での復活と大幅にずれ込んでしまいました。
ほぼ1年(364日)ぶりのレースであり本馬の他にもG1馬が7頭もいたことで、誰もが勝てるとは考えていなかったようですが、それでも人気は4番人気と本馬のファンが多かったことが伺えます。
さて、上記のまとめにも書いた通り、本馬はこのレースを制し引退します。
レースの詳細は割愛させていただきますが、ぜひレース映像を見てください。
364日ぶりの出走でG1勝利は「最長間隔出走G1勝利記録」として、今もなお破られていません。
もはや不滅のアンタッチャブルレコードとして、日本の競馬史にこれからも残っていくことでしょう。
ウマ娘でのトウカイテイオー
ウマ娘での扱いについて触れておきます。

出典:https://umamusume.jp/character/detail/?name=tokaiteio
前回のマックイーンの紹介と被る部分もありますが、アニメ1期は主人公スペシャルウィークのチームメイトとして、2期はメジロマックイーンとダブル主人公として活躍しました。
シンボリルドルフに憧れ無敗の3冠を目指して頑張る天真爛漫なキャラとして描かれています。
史実のTM対決からメジロマックイーンとのライバル関係もキチンと盛り込まれていますし、骨折からの奇跡の復活もレース実況そのままに再現されています。
また、有馬記念で見せたテイオーステップも再現されていますし、アプリでは「究極テイオーステップ」という固有スキルが実装されています。
さて、ウイポ的な話に戻りますが、本馬は健康が低いものの史実通り能力が高くライバルもほぼいないため2冠は確実です。
距離適性的に若干菊花賞(3,000M)に足りていないですが、史実勝ち馬レオダーバンを所有して、絆コマンド使えばいけると思われます。
自重せずに怪我をしなかったトウカイテイオーがどれだけ活躍をするかを試したいと思います。
父シンボリルドルフの種付け料も上げていく必要があるので、できるだけ現役を続けていくつもりです。
その他の史実馬としてはウマ娘にもなっているブロンズコレクター「ナイスネイチャ」を自家生産しています。


本馬は長寿で現在も引退馬支援を受けて存命です。
バースデードネーションではウマ娘効果でとんでもない金額が集まったという話は記憶に新しいところですね。
本馬もトウカイテイオーに負けず劣らず人気で、エピソードも豊富にあるのですが、またの機会に書ければと思います。
今回のプレイでは父ナイスダンサーを確立するために頑張ってもらいます。
1988年の年末処理及び血統支配率
最後に1988年末引退の状況と現在の血統支配率を見てお別れしたいと思います。

今回はノーザンテースト産駒を大量に引退させました。
架空馬が1頭種牡馬入りできませんでしたが、支配率が高くなりすぎたようで、そもそも架空馬が要らなかったですね。
スルーオダイナとレジェンドテイオーが期待通りの活躍で、満額種牡馬入りできました。




1988年末支配率
ノーザンテースト 3.45→3.92
マルゼンスキー 2.57→2.57
ナイスダンサー 0.69→0.87
リマンド 1.46→1.38
メジロアサマ 0.57→0.60
ロイヤルスキー 0.70→1.04
ミスワキ 0.90→0.95(米)
ヘイロー 2.67→2.74(米)
最後まで見ていただきありがとうございました。
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