今日も一日お疲れ様です。
ユキピロです。
1991年末ササフラ系を子系統確立しました。
ササフラはフランス生まれフランス育ちの凱旋門賞馬です。
凱旋門賞では当時史上最高の競走馬と言われたニジンスキーの連勝記録を止めたことで有名になりました。
その他にはジョッケクルブ賞(フランスダービー)、ロワイヤルオーク賞にも勝利しています。
凱旋門賞後、イギリスで種牡馬入りし、1980年にはアメリカに輸出されました。
種牡馬として成功とはいかなかったものの、産駒にアンリルバラフル、ベイヌーン、マルモラダがおり、父系はブラジルにおいて脈々と受け継がれています。
ササフラの血統的特長はマンノウォーを経ないマッチェム系で、とんでもない零細血統であると言えます。
1950年前後に繁栄したハリーオン系の流れを汲み、卓越したスタミナと晩熟さを兼ね備えた優れたステイヤー血統ですが、徐々に時代に合わなくなってしまいました。
ウイポ的な特徴としては、系統確立すると母系継承でST系になります。
繁栄していない血統ですので、確立したことの影響は微々たるものですが、私が確認できた影響としてはシアトリカルがST系になりました。
系統確立について、リミットは1986年末で、1982年の支配率は世界で0.48%のため、系統確立にはツール使用必須です。
ササフラの競争能力は高く子出しも「7」あるため、以外と良い産駒が出た印象です。
以上です。皆様のお役に立てると幸いです。

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