今日も一日お疲れ様です。
ユキピロです。
2031年末ビッグブラウンを子系統確立しました。
ビッグブラウンは2005年生まれのアメリカの競走馬および種牡馬です。
父バウンダリーは1990年生まれのダンジグ産駒で、重賞を勝ちましたが、故障のためG1には出走すらできず引退しました。
ウイポではその競争実績が反映されたため、能力がSP「58」成力「無」と低く設定されていますが、史実での種牡馬成績は複数のG1馬を輩出するなどかなり良いです。
本馬はそんな父の最高傑作と呼び声高く、 芝のデビュー戦を11馬身差で圧勝すると、連勝につぐ連勝で、フロリダダービー(G1)、ケンタッキーダービー(G1)、プリークネスS(G1)を制し5連勝で無敗の2冠馬となりました。
ベルモントS(G1)ではシアトルスルー以来の無敗の3冠馬となるか期待されましたが、原因不明の失速をして最下位でゴールしました。公式記録上は「競走中止」だそうです。
態勢を立て直すための約2か月の休養をはさんで、ハスケル招待HC(G1)に出走し勝利すると、デビュー戦以来となる芝のモンマスSに出走し勝利しましたが、その後故障により引退し種牡馬となりました。
種牡馬としては代表産駒ドルトムントが活躍したぐらいで、 期待には応えられていません。
本馬は2冠を含むG1を4勝し、競争馬として世代トップの実績を残しましたが、 本馬の評価にはドーピングがついて回ります。
ベルモントSの原因不明の失速とドーピングが関係あるのではないかと言われており、実際に本馬を管理していた調教師が、定期的にステロイド系薬物(筋肉増強剤)を投与していた事を認めたからです。
なお、アメリカ競馬は薬物の使用が常態化しており、2008年当時は、アメリカクラシックが実施される3つの州を含む米国の多くの州(約40州)では当時ステロイド薬物は禁止されておらず、本馬のケンタッキーダービー、プリークネスS制覇が取り消される事はありませんでした。
本馬の衝撃的な敗戦以降、薬物規制が強化されており、禁止となった州が増えました。
副作用のことも考えると、規制が進むことは良いことだと思います。
ウイポ的血統の特徴としては、母系継承でSP系から変わります。
母父ヌレイエフがST系か無系統かで変わります。
種牡馬としての能力は高く、SP「73」サブパラ「S2A3B2」成型「普早」成力「有」で、因子も2つあり素晴らしい種牡馬です。
日本ではダンジグ系はあまり流行っていないので、日本で繋養するのがおススメです。
以上です。皆様のお役に立てると幸いです。

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