今日も一日お疲れ様です。
ユキピロです。
2005年末プレザントコロニーを子系統確立しました。
プレザントコロニーは1978年生まれのアメリカの競走馬、および種牡馬です。
父ヒズマジェスティはリボー系最高の名種牡馬で、リボー系を現在まで存続させた功労馬です。
母サンコロニーは現役時代57戦したタフさが売りの競争馬でしたが、近親に活躍馬はおらず、当時としても良血馬ではありませんでした。
本馬は3歳まで走り通算戦績14戦6勝(内アメリカ2冠を含むG1 4勝)、1981年のエクリプス賞最優秀3歳牡馬に輝きました。
取り逃した3冠目のベルモントS(3着)では大胆な最後方待機策を採用したため、レース後調教師が騎手に対して「史上最悪の騎乗だ」と罵ったといいます。
3歳末に引退し、アメリカ馬産のメインストリートであるケンタッキー州ではなく、生まれ故郷のヴァージニア州に種牡馬として繋養されました。
そのため、種付数自体が少なくリーディングサイアーとは縁が無かったものの、産駒は平均的に質が高く、大物も数多く輩出しました。
産駒傾向として、プレザントリーパーフェクト(G1 3勝)プレザントタップ(G1 2勝)のようにダートで活躍した馬が多いですが、サンジョヴィート(G1 2勝)のような芝を得意とする馬も輩出しました。
しかし、後継種牡馬には恵まれず、産駒で唯一種牡馬として成功したプレザントタップも有力な後継を出せなかったため、父系が存続するか微妙なところです。
ウイポ的な血統の特徴としては、父系継承でST系を引き継ぎます。
また、ヒズマジェスティの時にも書きましたが、後継種牡馬の「プレザントタップ→タップダンスシチー」と以降もST系を引き継ぎます。
種牡馬としての能力は、SP「74」子出「7」成力「有」サブパラ「S2A5」因子「SP・根性」と史実の活躍通りの素晴らしいものとなっています。
また、血統表にナスルーラは入っていますが、ノーザンダンサーは入っていないため、非常に使い勝手が良い種牡馬だと思います。
リミットは1999年末ですので、ツールを使わずとも十分確立可能ですし、繁栄する父系でもないので、ツールで寿命を延ばすメリットはあまり無いかと思います。
以上です。皆様のお役に立てれば幸いです。

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