今日も一日お疲れ様です。
ユキピロです。
1999年末デピュティミニスターを子系統確立しました。
デピュティミニスターはカナダ生まれの競走馬で、カナダ・アメリカで走りアメリカで種牡馬となった馬です。
父はカナダリーディングサイアー11回の名種牡馬ヴァイスリージェント。
母は現役時代6歳まで走り、76戦して11勝と非常に丈夫な馬だったミントコピー。
本馬は2歳の時にアメリカの2歳GⅠ2つを含む9戦8勝と素晴らしい成績を収め、この年のソヴリン賞年度代表馬、最優秀2歳牡馬、エクリプス賞最優秀2歳牡馬を受賞しました。
3・4歳時は怪我の影響によって万全の状態でレースに臨むことが出来ず、生涯成績22戦12勝で競争生活を終えました。
アメリカで種牡馬となった本馬は、母系がマイナー血統だったため(カナダではメジャー血統ですが)、アメリカ競馬関係者の期待はあまり高くありませんでした。
しかし、2年目産駒からニューヨーク牝馬三冠馬オープンマインドを、3年目産駒からは悲劇の名牝ゴーフォーワンド(GⅠ7勝)を輩出したことで評価が一変し、有力どころの繋養牧場に移動することとなりました。
繁殖牝馬の質が向上したことで、さらなる活躍馬を輩出することに成功し、1997・98年の北米リーディングサイアーに輝きました。
ウイポ的な血統の特徴は、父ヴァイスリージェントを系統確立していれば、父系継承でST系となります。
ヴァイスリージェント系親系統昇格のための繋ぎといったイメージが強いですが、母が零細血統なので、祖父ノーザンダンサーに気をつければ、血脈活性化配合が狙いやすい血統と言えます。
また、母父としても活躍馬を送り出しているので、確立する意義は大きいと思います。
リミットは2000年末でツールを使用しなくとも確立可能ですが、99年末に史実馬が数頭引退するため、実質99年末がリミットかと思います。
種牡馬としての能力は高く、子出し「8」SP「69」成力「有」サブパラ「パワーS他A」とバランスが良い種牡馬ですが、早熟因子があるため母父◎にはなりません。
以上です。皆様のお役に立てると幸いです。

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