今日も一日お疲れ様です。
ユキピロです。
タイトルにもあるようにディープインパクトについて書きます。
名馬ディープインパクトが7/30の早朝に17歳の若さで死亡しました。頸部骨折により起立不能の状態になったことから、安楽死の措置がとられたようです。
正直なところ、ディープがきっかけで競馬を知った人間としては、言葉にできないくらいショックです。
ですが、まずは冥福を祈りたいと思います。競走馬として種牡馬として活躍してくれてありがとう。感動をありがとう。安らかにお眠りください。
以下ディープインパクトの説明と思い出を書きたいと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、ディープインパクトは2002年生まれのサラブレッドで史上2頭目の無敗三冠を達成した名馬です。
父は言わずと知れたスーパーサイアー「サンデーサイレンス」、母は名牝「ウインドインハーヘア」で、全兄にブラックタイド、甥にレイデオロがいます。
武豊ジョッキーに走るというより飛んでいると言わしめた末脚を武器に、14戦12勝(G1 7勝)とほぼパーフェクトな戦績を残しました。
競走馬として「近代日本競馬の結晶」「英雄」とも称されましたが、種牡馬となってからも次々と活躍馬を輩出し、種付け料は4000万円にいたりました。
父サンデーサイレンスの通算勝利数2749勝を追いかけてここまで順調に来ていましたが、父と同じく17歳で亡くなりました。
まだ残された産駒達が活躍し勝利数を積み上げてくれると思いますが、サンデーを超えることは難しくなってしまいましたね。
私がディープを知ったのはテレビのニュースがきっかけで、最初はすごい馬がいるくらいにしか考えていませんでしたが、皐月賞のレースを見て頭を殴られたような強い衝撃を受けたことを覚えています。
それから、ディープが出走するレースは必ず見るようになり、徐々に競馬自体に興味を持つようになりました。
当時はまだ馬券を買える年齢ではなかったので、自分で買うことができませんでしたが、引退レースの有馬記念は父にお願いして単勝を100円だけ買ってもらいました。今でも大切に保管してあります。
凱旋門賞は残念でしたが、個人的にはディープが日本競馬史上最高のサラブレッドだと思っています。
某掲示板では凱旋門賞の失格について揶揄されることもしばしばありますが、実力が無ければ三冠なんて取れるはずがないし、種牡馬として活躍できるはずがないので、的外れな意見だと思っています。
また、どのような思想を持っている人であれ、競走馬としての活躍と種牡馬としての活躍を合わせた場合、ディープが近代日本競馬において最も傑出したサラブレッドであることに異論は無いと思います。
もちろん今後ディープを超えるサラブレッドが出てくる可能性は大いにあります。
むしろ、出てこないと凱旋門賞制覇ができないわけですから、日本競馬に関わる全てのホースマンの方々を心から応援しています。
ディープの子孫から凱旋門賞馬が出てくれればベストですけどね。
キングカメハメハも種牡馬を引退しましたし、一つの時代が終わった喪失感や寂寥感を強く感じてしまいます。
今後はディープのために連れてきた超一流の牝馬が他の種牡馬に行き渡るわけですから、これまでと違った流れになることは確実でしょう。
新しい楽しみを見つけて、寂しさ悲しさを乗り越えて、今後も頑張っていきますので、これからもよろしくお願い申し上げます。
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